第1回:「自信が持てない本当の理由と向き合う」

「自信がない自分」から抜け出したい、でもどうすればいい?

どうせ俺には無理だ

なんであいつはできるのに、俺はこうなんだろう

やりたいことがあるのに、行動に移せない

もしかすると、あなたもこんなふうに自分に言い聞かせてきたことがあるかもしれません。

僕自身、長い間そうでした。

学生時代から21歳の頃までは、好きな子に話しかける勇気すらなく、バイトの面接では緊張で声が震え、うまく話せなかった。

失敗すると、「やっぱり自分はダメなんだ」と落ち込む。

その繰り返しでした。

だけどある時、ふと思ったんです。

**「自信がある人って、最初から自信があったのかな?」**って。

答えはNOでした。

自信は「最初からあるもの」じゃなく、「育てるもの」だったんです。

そして、自信を育てるためにはまず、“なぜ自信がないのか”という「原因」に向き合うことが必要でした。

自信がない理由は、意外にも「性格」ではない

自信がない理由は、自分の性格のせいだと思っていませんか?

実はそれ、思い込みです。

多くの場合、自信が持てないのは**「思考のクセ」**が原因です。

以下の3つに当てはまる人は要注意です。

① 人と比較してばかりいる

SNSでキラキラした他人の投稿を見て、「ああ、自分は全然ダメだな…」と落ち込むこと、ありませんか?

でも、他人と自分は生きているステージも環境も違います。

比べたところで意味がないんです。

むしろ、他人との比較は“自分を責める材料”にしかなりません。

② 過去の失敗を引きずっている

1回うまくいかなかっただけで「自分は向いていない」と決めつけていませんか?

失敗は“そのとき”うまくいかなかっただけであって、“ずっと”うまくいかないとは限りません。

でも人は、「あのときのミス=自分の限界」と思い込みがちなんです。

③ 完璧じゃないとやる意味がないと思っている

100点を目指さないと意味がない。

完璧に準備ができるまで始められない。

これも自信が育たない思考のクセです。

なぜなら「完璧にできない=失敗」と捉えてしまうからです。

でも、現実にはほとんどのことが“未完成のまま進みながら形にしていく”ものなんです。

自信を育てる第一歩は、「クセ」に気づくこと

自信がない人は、自分自身を否定するクセが染みついています。

「できない理由」を探すのがうまくなってしまっているんです。

でも、自信がある人って、「できる理由」を探すクセを持っている。

最初からすごかったんじゃない。

「失敗してもいいや」「まずやってみよう」

そういう前向きな思考を、意識的に習慣づけているだけなんです。

これは誰にでも実行可能です。

今日から変わるために、「自分の内側」を観察しよう

まずは、紙でもスマホのメモでもいいので、今日から自分の思考パターンを記録してみましょう。

  • うまくいかなかったとき、自分は何を考えたか?
  • やる前から諦めた理由は何か?
  • なぜ「やめておこう」と思ったのか?

こうやって“自分の思考のクセ”に気づくだけでも、変化の一歩が始まります。

そして次に、「こう考えてみたらどうか?」とポジティブな視点を1つ足してみてください。

たとえば、

  • 「うまくいかなかった」→「でも前よりは行動できた」
  • 「自分には向いていない」→「まだ慣れていないだけかもしれない」

これだけで、マインドの風向きが少し変わります。

最後に:自信は“性格”ではなく、“選択”です

自信があるかどうかは、生まれつきや環境では決まりません。

**「どう考えるか」「どう行動するか」**で決まります。

「自信がない自分を変えたい」

そう思ってこの文章を読んでいる時点で、あなたはすでに第一歩を踏み出しています。

あとは、少しずつ“クセ”を整えていくだけです。

次回は、

「比べるのは“他人”ではなく“昨日の自分”」

というテーマで、もっと具体的なマインドの整え方を深掘りしていきます。

これから一緒に自分を磨いていきましょう。

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