はじめに|漠然とした不安の正体

先輩、最近ずっとモヤモヤしてるんです。このままでいいのかなって・・・

そのモヤモヤ、よくわかるよ。それはたくまが変わりたいと思っている証拠なんだ

でも、何から始めればいいのか・・・

じゃあ、今日は『理想の自分』を明確にする思考法について一緒に考えてみよう
多くの人が「目標を立てよう」と思ったとき、すぐに「英語を勉強する」「筋トレを始める」といった具体的な行動目標を設定してしまう。
しかし、その前に必ずやるべきことがある。それが「理想の自分を明確にする」という思考プロセスなんだ。
なぜ「理想の自分」を明確にする必要があるのか
目的地が決まらなければ、地図は役に立たない
想像してみてほしい。あなたが旅行に行くとき、まず何を決めるだろうか?そう、「どこに行くか」だよね。目的地が決まっていないのに、新幹線のチケットを買ったり、ホテルを予約したりはしない。
人生も同じなんだ。「理想の自分」という目的地が明確でないまま、とりあえず自己啓発本を読んだり、資格の勉強を始めたりしても、それが本当に自分の望む場所に連れて行ってくれるかはわからない。
モチベーションの源泉は「Why」にある
「何をするか(What)」「どうやるか(How)」よりも大切なのは「なぜするのか(Why)」だ。理想の自分が明確になれば、このWhyが自然と見えてくる。
例えば、「筋トレを始める」という目標があったとしよう。
- 理想が曖昧な人:「筋肉つけたいな」→三日坊主
- 理想が明確な人:「引き締まった体で自信を持てる自分になりたいから筋トレが必要だ」→継続できる
違いは明白だよね。理想が明確な人は、辛いときでも「なぜやっているのか」を思い出すことができる。これがモチベーションの源泉になるんだ。
理想の自分を明確にする3つのステップ
ステップ1:現在の不満をすべて書き出す
まずは、今の自分に対する不満や不安を全て紙に書き出してみよう。
- 仕事がつまらない
- 体型が気になる
- 貯金がない
- 休日が充実していない
- 自信が持てない
どんな些細なことでもいい。頭の中にある不安や悩みを言語化するんだ。
思考を整理するには、書き出すことが最も効果的だ。ノートに書き出すことが1番良いのだけれど、まずはスマホに書き出してみよう。専用のアプリを使えば見返す時にも便利だよ。
なぜ不安から始めるのか?
人間の脳は、ポジティブなことよりもネガティブなことの方が記憶に残りやすくできている。だから、まずは不満を洗い出すことで、「何を変えたいのか」が明確になる。これが理想を描く第一歩なんだ。
ステップ2:「もし制約がなかったら」を想像する
次に、お金、時間、能力、環境など、あらゆる制約がないと仮定して、理想の自分を想像してみよう。
質問例:
- 3年後、どんな生活をしてみたい?
- どんな仕事をしてみたい?
- どんな体型でいたい?
- どんな人間関係を築いていたい?
- 休日はどう過ごしていたい?

難しいな・・。そんなこと考えられないですよ・・・

ここでは、実現可能性を考えなくても良いんだ。まずは「純粋にこうなりたい」という理想を書くことが大切なんだ。
制約を取り払って考えることで、本当に自分自身が望んでいることが見えてくるよ。
ステップ3:理想の自分を具体的に言語化する
最後に、ステップ2で描いた理想を、できるだけ具体的に言語化しよう。
悪い例: 「カッコいい自分になりたい」
良い例: 「体脂肪率15%で引き締まった体を持ち、清潔感のある服装で、自信を持って人前で話せる自分になりたい」
違いがわかるかな? 後者は、具体的で測定可能だ。「カッコいい」という抽象的な言葉ではなく、「体脂肪率15%」「清潔感のある服装」「自信を持って話せる」という具体的な要素に分解されている。
理想を具体化するためのフレームワーク
次の5つの視点から、理想の自分を描いてみよう!
- 身体的側面:どんな体型・健康状態でいたいか
- 精神的側面:どんな心の状態でいたいか
- 社会的側面:どんな人間関係を築いていたいか
- 社会的側面:どんな経済状況でいたいか
- 環境的側面:どんな環境で生活していたいか
この5つの視点から理想を描くことで、バランスの取れた「理想の自分」が見えてくるんだ。
理想の自分を考えるとき、特に「身体的側面」は具体的にイメージしやすい。引き締まった体、健康的な生活習慣、活力ある毎日。これらは自己改革の基盤となる重要な要素だ。
最初からジムを契約する必要まではないよ。まずは家で腕立て伏せをする。スクワットするなど。今の環境でできることから始めてみよう。ダンベルさえあれば更に身体を効率よく変えることができる。まずは試しに使ってみよう。
まとめ|理想が明確になれば、人生は動き出す

先輩、今回の話を聞いて、自分が何をしたいのか少し見えてきた気がします!

それは良かった。理想が明確になると、行動する意欲が湧いてくるものなんだ

理想を描いただけで本当に変われますか?

描くだけでは変わらないよ。でも、理想が明確でなければ、どんなに行動しても目的地にはたどり着けないんだ

なるほど。まずは第一歩ってことですね

その通り!
次は、この理想を実現するための具体的な思考法を学んでいこう
今日のポイント
- 目標設定の前に、まず「理想の自分」を明確にする
- 不満を書き出し、制約を外して想像し、具体的に言語化する
- 現在とのギャップを認識し、優先順位をつける
理想を明確にすることは、思考力の第一歩だ。次回は、その理想を実現するための「逆算思考」について学んでいこう。
次回予告:【思考力 第2回】ゴールから逆算する|理想の自分に到達する思考の設計図


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