はじめに|常識の枠を超える

センパイ、同じ問題で何度も悩んでるんです。いつも同じ解決策しか思いつかなくて

それは、思考のパターンが固定化されてるからかもしれないね

えっ?! 思考のパターンって変えられるんですか?

もちろん。創造的思考を身につければ、今まで見えなかった解決策が見えてくるよ
私たちは無意識のうちに、同じ思考パターンで考えてしまう。でも、複雑化する現代社会では、従来の方法では解決できない問題が増えている。創造的思考とは、既存の枠を超えて、新しい視点や解決策を生み出す思考法なんだ。
創造的思考とは何か
創造性は才能ではない

多くの人が、創造性は生まれ持った才能だと思っている。でも実は、創造的思考は技術であり、訓練で身につけられるものなんだ。
創造的思考の本質:
- 既存の要素を新しく組み合わせる
- 異なる視点から物事を見る
- 常識を疑い、前提を覆す
- 制約を強みに変える
天才的なアイデアも、実は既存の要素の新しい組み合わせに過ぎないことが多い。
なぜ創造的思考が必要なのか
問題が複雑化している
現代の問題は、単純な解決策では対応できないものが多い。創造的に考えることで、従来にない解決策を見つけられる。
差別化が求められる
同じことをしていては埋もれてしまう。創造的思考で、他の人と違う価値を生み出せる。
変化に対応できる
時代は急速に変化している。創造的思考があれば、変化を恐れず、むしろチャンスに変えられる。
創造的思考を妨げる3つの壁
壁1:思い込み(メンタルブロック)
こうあるべきだ、こうでなければならない、という思い込みが創造性を妨げる。
例:
- 筋トレはジムでやるもの → 自宅でもできる
- 朝食は食べるべき → 間欠的断食という選択肢もある
- 副業は会社が終わってから → 朝活という方法もある
この思い込みを外すことが、創造的思考の第一歩だ。
壁2:失敗への恐怖
新しいことを試すと失敗するかもしれない。この恐怖が、創造的思考を止めてしまう。
対策: 失敗を学びと捉える。小さく試して、リスクを最小化する。

センパイ、でも失敗したら時間が無駄になりませんか?

いや、失敗から学べば無駄じゃないんだ。むしろ、失敗しないように安全策ばかり取る方が、長期的には時間の無駄になるよ
壁3:正解思考
学校教育では、正解は一つだと教えられてきた。でも、人生の問題に正解はない。
正解思考の罠:
- 一つの答えを探し続ける
- 他の可能性を考えない
- 試行錯誤を避ける

創造的思考では、複数の答えを探すことが大切なんだ。
創造的思考を学ぶには、発想法やアイデア術の書籍が参考になる。ブレインストーミング、マインドマップ、SCAMPER法など、具体的な技法を学べば、誰でも創造的に考えられるようになる。1冊の本から学んだ発想法が、人生の重要な決断や問題解決に何度も役立つんだ。
創造的思考の5つのテクニック
テクニック1:ブレインストーミング
質より量を重視して、アイデアを出しまくる方法だ。

例:体脂肪を減らす方法
- 筋トレする
- 食事を減らす
- 断食する
- ダンスする
- 階段を使う
- 立って仕事する
- 寝る時間を増やす
- ストレス減らす
- 水を多く飲む
- etc…
最初から良いアイデアを出そうとせず、まずは量を出す。その中から良いものを選べばいいんだ。
テクニック2:逆転の発想
常識と逆のことを考えてみる方法だ。
通常:どうすれば筋肉をつけられるか? 逆転:どうすれば筋肉がつかないか?
→筋肉がつかない方法を避ければ、筋肉がつく
この逆転思考で、見落としていた重要なポイントが見えることがある。
テクニック3:制約を強みに変える
制約があるからこそ、創造性が生まれることがある。
例:時間がない
- 通常の思考:時間がないから筋トレできない
- 創造的思考:10分でできる高強度トレーニングを開発する
例:お金がない
- 通常の思考:お金がないからジムに通えない
- 創造的思考:自重トレーニングで結果を出す方法を極める
制約を言い訳にせず、制約の中で最高の方法を考えることが創造性を生むんだ。
テクニック4:異分野から学ぶ
全く違う分野からヒントを得る方法だ。
例:筋トレ × ゲーム →トレーニングをゲーム化し、レベルアップやクエストの概念を取り入れる
例:目標達成 × 料理 →料理のレシピのように、目標達成の手順を明確に段階化する
異分野の考え方を取り入れることで、今までにない解決策が生まれる。
幅広い知識や教養を持つことも、創造的思考には欠かせない。様々な分野の本を読むことで、異なる視点や発想法が身につき、それらを組み合わせて新しいアイデアが生まれる。読書は最もコスパの良い創造性トレーニングなんだ。
テクニック5:マインドマップ
思考を可視化し、連想を広げる方法だ。
使い方:
- 中心にテーマを書く
- そこから連想するキーワードを放射状に書く
- さらにそこから連想を広げる
視覚化することで、思考が整理され、新しいつながりが見えてくる。
創造的思考を鍛える日常習慣
習慣1:なぜ?を5回、もし?を5回聞く
日常の中で、なぜ?ともし?を繰り返そう。
なぜ?の例: なぜこの方法が一般的なのか? →他の方法はないのか?
もし?の例: もし時間が無限にあったら? もし失敗が許されるなら? もし予算が10倍あったら?
この習慣が、固定観念を壊す。
習慣2:異なる分野の情報に触れる
普段読まないジャンルの本を読んでみよう。行ったことのない場所に行ってみよう。
新しい情報や体験が、創造性の源泉になる。
習慣3:制限時間を設ける
じっくり考えすぎると、逆にアイデアが出なくなることがある。
例: 5分以内に10個のアイデアを出す
時間制限があることで、考えすぎずにアイデアが出やすくなる。
習慣4:メモを常に取る
良いアイデアは、予期せぬタイミングで浮かぶ。
スマホのメモアプリや、小さなノートを持ち歩いて、思いついたことをすぐに記録しよう。
創造的思考の実践例
実践例1:キャリアの創造的思考
問題:今の仕事に将来性を感じない
従来の思考: 転職するか、我慢して続けるか
創造的思考:
- 今のスキル × 新しい分野 = 新しい価値
- 副業で実験してから転職
- 社内で新規事業を提案
- フリーランスとして独立
選択肢は2つだけじゃない。
実践例2:体づくりの創造的思考
問題:ジムに通う時間がない
従来の思考: 時間ができるまで待つ
創造的思考:
- 通勤時間を筋トレタイムに(自転車通勤、階段利用)
- 朝5分の高強度トレーニング
- 仕事の合間にデスクエクササイズ
- ゲーム感覚で日常動作を筋トレ化
時間がないなら、時間を作るのではなく、既存の時間を活用する。
実践例3:人間関係の創造的思考
問題:職場の人間関係がうまくいかない
従来の思考: 相手を変えようとする、または我慢する
創造的思考:
- 自分のコミュニケーションスタイルを変える
- 相手の強みを活かす関わり方を考える
- 1on1ではなくグループで関わる
- 仕事以外の共通点を見つける
問題の捉え方を変えることで、解決策が見えてくる。
まとめ|創造的思考で可能性を広げる

なるほど。創造性って、特別な才能じゃなくて技術なんですね

その通り。誰でも練習すれば創造的に考えられるようになるんだ

でも、いきなりは難しそうだな…

最初は小さなことから。まずはブレインストーミングで、10個のアイデアを出すことから始めてみよう

わかりました。早速やってみます

いいね。次回は、ここまで学んだ思考力を使って、問題を本質的に解決する方法を教えよう
今日のポイント
- 創造的思考は才能ではなく、訓練で身につく技術
- 思い込み、失敗への恐怖、正解思考が創造性を妨げる
- ブレインストーミング、逆転の発想、制約の活用で創造性を発揮
- なぜ?ともし?を繰り返し、異分野から学ぶ習慣をつける
- 選択肢は常に2つ以上ある。創造的に考えれば可能性は無限大

創造的思考を身につければ、今まで見えなかった解決策や可能性が見えてくる。次回は、これまで学んだ思考力の集大成として、問題を本質的に解決する方法について学んでいこう。
次回予告:【思考力 第9回】本質を見抜く|表面的な問題に惑わされない思考法


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